五十肩(肩関節周囲炎)
「五十肩」は医学的な正式名称は「肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)」といいます。
明らかな原因がなく、レントゲンなどでは異常が見られない肩の痛みの中に「五十肩」というものがあります。
だいたい50歳代頃に肩を中心に(場合によっては腕まで)広がる痛みが主な症状であるためにいわゆる「五十肩」と呼ばれています。
「五十肩」は急性期~回復期に至るまでおおまかに3つの時期に分けられます。『適切な時期』に『適切な刺激の量』で『適切な治療方法を選択』することで、「五十肩」の症状改善を早めることが出来ます。

こんなお悩みはありませんか?
- 前触れもなく肩が突然痛み始めた
- 夜も痛くてうずいてしまい眠れない
- 肩の痛みが何週間も続いている
- 髪を結んだり服の脱ぎ着が痛みで出来ない
- 強い痛みは落ち着いたが全然上がらない
- 整形外科などで五十肩といわれ、注射や痛み止めで様子を見ていたがなかなか良くならない
五十肩とはどんなもの?
「五十肩」とは俗称(一般的な呼び名)であり、医学的な正式名称は「肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)」といいます。
明らかな原因がなく、レントゲンなどでは異常が見られない肩の痛みの中に「五十肩」というものがあります。
だいたい50歳代頃に肩を中心に(場合によっては腕まで)広がる痛みが主な症状であるためにいわゆる「五十肩」と呼ばれています。
「五十肩」はおおまかに3つの時期に分けられます。
明らかな原因がないのに痛みが急に出始め、痛みがどんどん強くなってくる時期です。
痛みは一度出ると急速に強くなることが多く、動かすと痛いというのはもちろん、安静にしていても痛みが治まらず、夜も痛みで眠れないという事も珍しくありません。
強い痛みで動かせていなかった関節が固まってしまうことで起こります。
この時期は、主に固まった関節を無理に動かそうとしたときの痛みが出ます。
この時期になるまでに、個人差はありますが長い方だと半年や1年かかる方もいます。
また、ここで完全に症状がなくなる方もいますが、頑固になった関節の硬さがそのまま残ってしまう方が多いのも事実で、肩は上まで上がらないけど痛みがないからこれ位平気だと放置されている方もとても多いです。
同じ五十肩でも今はどの時期にあるのかをしっかり見極めることが早期改善のためにとても重要になります。
五十肩の特徴的な症状は?
・じっと安静にしていてもズキズキとうずくような痛みがある
・痛みのせいで夜も眠れず、眠れたとしても痛みで目が覚めてしまう
・肩が上がらず洋服の脱ぎ着などが出来ない
・肩の可動域が狭く横になっても痛みで休まらない
・洋服の脱ぎ着など決まった角度で痛みを感じる
・肩を上げていくと最後のところで引っ掛かりを感じる
五十肩に対する従来の対応は?
・炎症を鎮めるために注射をする(急性期)
・我慢して固まった関節のストレッチ(慢性期)
・我慢して筋力トレーニング(慢性期・回復期)
などがよく行われています。
しかし、これらの治療では対症療法(その場しのぎ)にすぎません。薬をずっと飲み続けていくわけにもいきませんし、痛みが出るたびに毎回注射をする、などというのは体にはあまり好ましくありません。
なぜ「五十肩」の痛みが引かないのか?という原因を突き止めなければ根本からの改善とはいえませんし、固まってしまった関節は無理やりストレッチしたり筋力トレーニングをしたところで良い効果が得られることはあまりありません。かえって乱暴な手技やリハビリなどによって症状を悪化させてしまうこともあります。
適切な時期に適切な刺激の量で適切な治療方法を選択することで、「五十肩」の症状改善を早めることが出来ます。
なかなか改善しない五十肩が
幸町亀山整骨院で改善できる理由
五十肩を改善するためには、患部の肩だけの状態を見ていてもその場しのぎの対症療法にしかなりません。
まずはその症状がどこから来ているのか根本原因を見つける必要があります。
それに加えて、前述した患部の状態(急性期、慢性期、回復期)もしっかりと把握した上で施術に当たらないといけません。
一口に『五十肩』といっても上述の通り、症状の根本原因や痛みの出方や部位もそれぞれです。教科書通りの施術をしていても良い結果はなかなか得られません。
カウンセリングと動作・姿勢分析により得られたお身体の状態に合わせて、
〇はり・きゅう
〇運動療法
〇電気療法
〇テーピング
などを適切に組み合わせてあなたに合ったオーダーメイドの施術をします。
幸町亀山整骨院では、痛みや不調の改善を3つのステップに分けて行います。
②痛みの根本原因の改善
③痛みの出ない身体づくり
まず患部を施術する前に姿勢、動作分析で見つけたアンバランスや良くない体の使い方を修正することから始めます。
中には、猫背の姿勢から来る不良姿勢の連鎖によって肩甲骨周りや肩関節への負担につながっているケースも少なくありません。そういったケースでは、まずそこのバランスから調整していきます。
そうすることにより、患部へかかるストレスを軽くし、自然治癒力の働きやすい状態ができるため、施術の効果が上がります。
ここまで整えてから初めて患部を施術していきます。施術のポイントとして
急性期の場合はできるだけ早く炎症を引かせる
患部への負担の原因になっている筋肉の緊張を緩める
痛みをかばって頑張っている周りの状態を整える
これらにより患部にかかるストレスを軽減させ、回復を促します。
固さが残っている場合、それは筋肉なのか関節包なのか靭帯なのかをしっかり見極めその部位に合わせたアプローチをします
これらを意識して行います。
さらに、
・姿勢を安定させる
ための運動療法を行います。
また、施術をしたあとの良い状態を出来る限り長くキープできるようにセルフケアの指導をいたします
ここまでをしっかり計画的に行えると、出来る限り早期に五十肩の痛みを改善させることが可能です。
また、最後のエクササイズやセルフケアをしっかり行うことで痛みのぶり返しが少なくなります。
痛みを繰り返している多くのケースでは患部にばかり目が行きがちで、負担の根本の原因までアプローチできていないことがとても多いです。
適切な時期に適切な治療を行うことが重要になりますので、痛めたばかりの方はもちろん、なかなか痛みが引かない方や、痛みはある程度良くなったが肩の上がりがまだ悪い方など早めに相談されることをおすすめします。