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美容師で肘の外側が痛い|ドライヤーやタオル絞りで痛むテニス肘の症例

ドライヤーを持つと右肘が痛む美容師さん

今回は、右肘の外側から前腕上部にかけての痛みで来院された30代後半の美容師さんの症例です。

美容師歴は15年以上。

約3か月前から仕事中に右肘の違和感を感じ始め、最初は忙しい日の仕事終わりに痛む程度でした。

しかし徐々に症状が強くなり、

・ドライヤーを長時間持つ
・タオルを絞る
・マグカップやフライパンを持つ
・ペットボトルの蓋を開ける

といった動作でも、肘の外側に痛みが出るようになっていました。

整形外科ではテニス肘と説明

整形外科ではレントゲン上、骨に大きな異常はなく、「上腕骨外側上顆炎(いわゆるテニス肘)」と説明を受けていました。

湿布や外用薬、肘用バンドを使用すると多少楽になるものの、仕事で腕を使うと再び痛みが出る状態でした。

仕事中の動作を確認して分かったこと

当院で確認すると、肘の外側から前腕の筋肉に圧痛があり、手首を反らす動作や物を握る動作で症状が再現しました。

さらに実際にドライヤーを持ってもらうと、

強く握る
→手首を反らす
→その状態を長時間固定する

という使い方になっていました。

また、右肩や肩甲骨の動きが少なく、腕を身体から離して使う際に、肩よりも前腕や手首で道具を支える割合が大きい状態でした。

美容師さんはカットやシャンプー、ブローなどで前屈みになる時間も長くなります。

今回も前屈みの姿勢では身体を体幹で支えにくく、腕に頼りやすい状態がみられました。

肘だけに負担が集中していた理由

今回の中心は、仕事による前腕から肘外側への繰り返しの負荷と考えました。

そのうえで、

前屈みでの作業が続く
↓
体幹で身体を安定させにくくなる
↓
肩や肩甲骨を使って腕を支えにくくなる
↓
前腕や手首への負担が増える
↓
ドライヤーを強く握り、手首を反らした状態で使い続ける

という流れが、肘への負担をさらに増やしていると考えました。

単純に「姿勢が悪いから肘が痛い」のではなく、肘への局所的な使いすぎを中心に、身体の使い方も影響している状態です。

実際に行った施術と身体の使い方の見直し

施術では、痛みの強い肘へ必要以上に刺激を加えないよう注意しながら、

・前腕周囲の調整
・手首や前腕の動きの改善
・肩関節、肩甲骨周囲の調整
・体幹を使いやすくする運動

などを行いました。

痛みが落ち着いてきてからは、手首を反らす筋肉に対して段階的に負荷をかける運動も開始。

さらに実際のドライヤー動作を確認し、

体幹で身体を安定させる
→肩・肩甲骨を使って腕を支える
→前腕・手首だけに負担を集中させない

という身体の使い方も練習しました。

施術後の経過

初回後には、マグカップを持つ動作やタオルを絞る際の痛みに軽減がみられました。

3〜4回目頃には日常生活での痛みはほとんど気にならなくなり、仕事中に痛みが出始めるまでの時間も長くなっていきました。

その後は運動の負荷も徐々に上げ、現在は通常の勤務では以前のような強い痛みは出ていません。

忙しい日に長時間ブローが続くと軽い張りや違和感が出ることはありますが、仕事は通常通り続けられています。

※症状や経過には個人差があります。

「使いすぎだから仕方ない」で終わらせない

美容師さんのように、仕事で毎日同じ動作を繰り返す方にとって、完全に腕を使わないことは現実的ではありません。

だからこそ、

「なぜその場所に負担が集中しているのか?」

まで確認することが大切です。

肘の痛みでも、手首や肩の使い方、体幹の安定性、仕事中の姿勢や動作などが負担に関係していることがあります。

仕事を続けながらでも、身体の状態と使い方の両方を確認し、負担のかかり方を変えていく方法を考えていくことが大切です。

板橋区大山周辺で同じようなお悩みをお持ちの方はぜひ一度幸町亀山整骨院にご相談ください。

ご予約ご相談はLINE、お電話にて受け付けております。

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